
諸般の事情により、当初の予定よりアフターレポートの公開が大幅に遅れてしまいました。講演から半年もの間お待たせしてしまったことを深くお詫び申し上げます。
運営上の理由により、現時点ではこのアフターレポートの転載及び二次利用はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
また、このアフターレポートについて、予告なく公開の中止等の措置をとる場合がございます。ご不便をお掛けしますがご了承ください。

皆様は「東方Project」というものをご存知でしょうか?
東方Projectとは元々同人ゲームというジャンルにて発表され、
大人気を博した弾幕STGです。
その人気は醒めることなく、今夏で作品は第10弾を迎えました。
世界観を共有した音楽CDや連載小説などの関連作品も
それぞれが強い支持を得ています。
今回ゲストとしてお招きするのは、
そんな東方Projectの制作者であるZUN氏です。
ゲームデザインに対して独自の開発スタンスを示してきたZUN氏。
一橋幻想研究会ではゲーム創作について研究を深めるべく、
ZUN氏をお招きしゲーム創作について掘り下げていきます。
ゲーム創作を目指す方。
ゲームの設定や作りにひとかどの主張がある方。
単純に東方Projectが好きな方。
原作を知らないけど興味を持った方。
『昔ながらのゲーマー』等…
是非、御越しください!!!
一橋幻想研究会 「幻想伝承」企画責任者 井上

ゲームがパソコンやテレビで出来るようになってもう20年以上経ちます。
今日に至るまでさまざまなゲームが作られました。そしてその中には続編が作られ、シリーズに至るものが在ります。
ここで「シリーズとは何か?」と問われれば、「作品観を継承している一連の作品群」と答えることができるでしょう。
概ねそのような作品はタイトルに○○2、○○3、のように通し番号が振られ、インターフェースや世界観を継承していました。
しかし近年では作品観を継承する手法は沢山あります。今までのような「前作の続き」を展開するという手法に加え、本編からスピンオフした外伝、原作の雰囲気を伝え直すリメイク、いずれも一種の手法とも捉えられます。原作とは媒体を変え、それぞれの媒体に適した内容を展開するメディアミックスもまた一つの手法と捉えられるかもしれません。
ただ、手法が多様になったということは、ゲーム創作者がより多彩なかたちで「作品の継承」を行えるようになった、ともみなせます。プレイヤーは、その多彩さを通して作品をより楽しむことができる時代に来ていると言えます。
「東方Project」においては様々なメディアミックスが行われてきました。また、2007年夏には「東方風神録」が「前作との区切りをつける作品」として話題になりました。
「東方Project」は、創作の継承という題材を考えるにあたって今最も優秀な素材の一つといえます。一連の創作の継承を行ったZUN氏の開発スタンスは、これに関して私たちに一つの回答を示してくれると考えています。
このシンポジウムが、創作の継承と終着について掘り下げ、ゲーム創作の表現の幅を広げる場所になればと思います。
ゲーム等で続編を製作するにあたり、制作者は前作について何か意識する部分があるのではないでしょうか。
ゲームシステム、キャラクター、世界観、作品観・・・
あえて新タイトルではなく、既存作の後継作品として位置づける。その理由はつまるところ制作者が前作に関係した構想を持って続編の創作に臨んでいるからだと考えられます。
何か前作と共通した部分、前作と対照的な部分。あるいは制作のスタンス。前作から何か引き継いだところがあるはずです。
本シンポジウムでは「後継作を創作するにあたり、前作の要素を引き継ぐこと」を「創作の継承」と定義します。
ZUN 氏(同人サークル「上海アリス幻樂団」代表)
ゲームクリエイター。2002年夏に開催されたコミックマーケット62において同人ゲーム「東方紅魔郷」を発表し、大ブレイクする。ゲームと音楽作品の創作活動を精力的に続け、発表の度に多くのファンから支持を得ている。最新作は「東方風神録」。「東方Project」のプログラム、シナリオ、グラフィック、サウンドなど制作をほぼ一人で担当する。
企画宣伝用のビラです。
日時、場所等が記載されておりますので、プリントアウトして手元に置いておくと便利です。
*なくてもご入場いただけます
○上海アリス幻樂団(当シンポジウムのゲスト、ZUN氏のサークルです)
![]()
*当HPはリンクフリーです。以下のバナーをお使いください。
![]()

当日ZUN氏に行う質問を募集しています。以下のフォームから受け付けております。
その他お問い合わせもこちらのフォームからどうぞ。